利益会計システムの進化

利益会計システムの進化

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 211p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784812299333
  • NDC分類 336.9
  • Cコード C3034

内容説明

「閉じたシステムは開いたシステムとしてのみ可能であり、自己準拠は他者準拠と組合わさった形でのみあらわれる」という見方にそって、前著『複雑系の会計学』(1995年)の刊行後、著者は期間利益会計システム(特にそこから産出される期間利益の流列)の動態を解明する学際的研究に全力を集中してきたが、その過程で連続的に発表した論文が(共同執筆した英文論文を含めて)14篇に達したので、(それらに加筆修正し、一本にまとめて)『利益会計システムの進化』という書名で刊行するはこびとなった。

目次

複雑系としての発達基準会計
期間利益会計における空間
会計慣行からの時間仮定の抽出
期間利益会計における相互(共通)主観性
市場(価格)を形成する会計とその政治的利用
財務会計における境界管理
総括利益会計による情報境界管理
期間利益会計システムの進化
「創造的会計」の新解釈
利益管理のカオス的遍歴
利益管理の基点に位置する開示利益予測
オールソン・モデルにおける会計構造の認識
期間利益測定における部分的無知と虚時間
Time and Space in Income Accounting

最近チェックした商品