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内容説明
アフリカの社会は、近代に入って三つの大きな変容を経験した。第一の変容をもたらしたものは植民地化であり、第二の変容は1960年代の独立とともに始まった。そして第三の変容は80年代に開始された経済の自由化と、90年代に一気に進行した民主化によってもたらされ、現在も進行中である。本書の目的は、この第三番目の変容の性格、すなわちアフリカはどこから、どこへと向かおうとしているのかについての手がかりをえようとするものである。
目次
1 アフリカの変容とパラダイムの転換(アフリカの民主化:中間総括;レント経済を越えて;現代アフリカにおける「バッド・ガバナンス」と共同体の復権―ポスト構造調整時代における開発戦略パラダイムの転換のために ほか)
2 民主化・構造調整と変容する社会(市場経済化と社会変容;ザンビアにおける農業流通の自由化;タンザニアにおける農村協同組合の育成手段の変容―農村協同組合の構造調書とその分析視覚 ほか)
3 新しい社会の模索(ウガンダのローカル・ガバナンス:RCシステムの事例研究;マラウイにおけるグループ制小口金融の実行可能性;新しい時代を切り拓く女たちの闘い―真実和解委員会での証言から ほか)
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