寄食という生き方―埒外の政治-経済の人類学

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  • サイズ B5判/ページ数 416p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784812224168
  • NDC分類 301
  • Cコード C3039

内容説明

ホームレスや日々ギャンブルする先住民、外敵の少ない都市に住むスズメ―他人に依存する、寄食という生き方は問題行為とみなされている。しかし、実はかれらの存在によって開発や福祉など公的な制度や支援は機能しているのである。公的制度の設計者側とは異なる、寄食者の論理や実践に目を向け、さまざまな価値観に開かれた理解を目指す。

目次

序章 「埒外の政治・経済」の人類学―公共性のエコロジー
第1部 スキマをとらえる(スズメが寄宿する都市―インフラストラクチャーと鳥類の関係;ギャンブルと飲酒の場所づくり―オーストラリア先住民社会における『福祉』 ほか)
第2部 寄食がつくる経済(寄食者の共生―東京都北区における障害者運動とだめ連の遭遇について;聖なる共住の場―近代ドイツにおける慈善施設のケア空間 ほか)
第3部 公共空間のゆくえ(ぎこちないランドスケープ―オーストリアの家族農業とEU共通農業政策;国有林森林鉄道と地域住民の絡まりあい―高知県東部・魚梁瀬森林鉄道を事例に ほか)
第4部 異種の出会い(海と毒―多種の出会い、多重のスケール;地球への薬効―薬用植物から考える公共空間の生態学 ほか)

著者等紹介

内藤直樹[ナイトウナオキ]
徳島大学大学院社会産業理工学研究部准教授。専門は、文化人類学

森明子[モリアキコ]
国立民族学博物館名誉教授。専門は、文化人類学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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やっこ

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政治・経済の論理から外れた「寄食者」を、単なる寄生者ではなく、独自の生存戦略と価値体系を持つ存在として捉える 事例研究 アフリカの都市周縁部 日本近世の漂泊民 現代のサブカルチャー 寄食者の生き方を通じて、社会の枠組みや価値観を再評価する内容。彼らの存在が社会制度の機能を支える一方で、排除される側面もある メモ 龍が如くシリーズ2025/04/15

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