愉楽の経済学―マルサスの思想的水脈を辿って

個数:

愉楽の経済学―マルサスの思想的水脈を辿って

  • ウェブストアに2冊在庫がございます。(2025年05月28日 09時23分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B5判/ページ数 288p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784812222164
  • NDC分類 331.2
  • Cコード C3033

内容説明

生活における快適さ(comfort)は時代によってどのように変遷してきたか。マルサスが唱えた愉楽の標準(standard of comfort)を軸に、J.ステュアート以降、J.S.ミル、マーシャル、ヴェブレン、ロバートソンなど9人の経済学者たちの思索を辿る。

目次

序章 「愉楽の標準」と経済学者たち―思索的水源としてのT.R.マルサス
第1章 奢侈的な豊かさは幸福を意味するか―J.ステュアートの嗜好の標準と生存の標準
第2章 商業社会における幸福の世俗化―W.ペイリーと幸福の平等配分論
第3章 「悪習」と「困窮」に対する「動機づけ」の政策思想―D.スチュアートにおける「愉楽の標準」に焦点を当てて
第4章 生活標準論の真相―T.R.マルサスにおける「貧窮の標準」と「愉楽の標準」との相違
第5章 多様な私有財産制の可能性と政府の役割―J.S.ミルの『経済学原理』における幸福と適度な「快適の標準」
第6章 進歩の源泉を求めて―A.マーシャルの生活標準への途
第7章 ゆたかさと不平等分配―T.B.ヴェブレンにおける「品位の標準」が意味するもの
第8章 余剰と余暇―J.A.ホブスンにおける分配の人間的原理
第9章 経済の進歩、変動、格差―D.H.ロバートソンにおける「安楽の標準」と「生活の標準」

著者等紹介

柳田芳伸[ヤナギタヨシノブ]
1954年、兵庫県宍粟市生まれ。長崎県立大学名誉教授。経済学博士(京都大学)。専門は人口論史(とくにマルサス)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

最近チェックした商品