内容説明
生きる助けともなれば、苦悩の元凶ともなる宗教。人類の誕生以来存在し続けてきた宗教。人間はなぜ宗教という営みをするのか?何が宗教を形作ってきたのか?現代社会の宗教はどのような状況にあるのか?スリーステップで読者自らを問いへと誘い、宗教学の面白さと奥深さを伝える入門書。
目次
序章 宗教学への招待―宗教を学問する
第1部 宗教について考えるために(生と死の意味―この世の生に意味はあるか;悪の問題―無関係ではいられない熱い問題;宗教と倫理―宗教を問い直す/倫理を問い直す)
第2部 宗教学の基本テーマを学ぶ(宗教と各種データ―宗教学における量的調査との向き合い方;宗教と呪術―異質なものへと開かれるために;祈りと宗教体験―宗教の本質を求めて;神話の問題―現代人にとっての神話とは;儀礼と祭―単調な日々に変化をもたらすもの)
第3部 宗教学の最新テーマを学ぶ(宗教と世俗―私たちは世俗的な時代に生きているのか;宗教とツーリズム―なぜ聖地は増え続けるのか;宗教とスピリチュアリティ―宗教のようで宗教でない多様な思想と実践;宗教とジェンダー―変わりゆく社会における宗教の役割;宗教と政治―フランスのライシテと日本の政教分離から考える)
終章 宗教学のこれから―「宗教とは何か」という問いを考え直す
著者等紹介
伊原木大祐[イバラギダイスケ]
京都大学大学院文学研究科准教授。博士(文学)。専門は宗教哲学
竹内綱史[タケウチツナフミ]
龍谷大学経営学部教授。博士(文学)。専門は宗教哲学
古荘匡義[フルソウタダヨシ]
龍谷大学社会学部准教授。博士(文学)。専門は宗教哲学、日本宗教思想(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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