内容説明
こんな教育を受けたかった!!気高さと力強さに満ちた学校・幼稚園。第一人者、気鋭の研究者、熱き現職教師らの執筆による待望のシュタイナー教育書。
目次
1 シュタイナー学校の公的承認をめぐる一〇〇年の闘い
2 世界に広がるシュタイナー教育
3 シュタイナー学校とICT教育―アメリカを中心に
4 シュタイナー学校の理科教育―予想・仮説からではなく、現実そのものから出発する理科教育
5 シュタイナー学校の地理教育―宇宙の現実の襞へと踏み入る世界市民の形成
6 シュタイナー学校にしみ渡る道徳教育―その考え方と実践
7 シュタイナー学校の教師として生きる―八年間一貫担任を終えて
8 インタビュー シュタイナー幼児教育の道を歩み続けて―にじの森幼稚園、堀内節子前園長に聞く
9 稲作文化に根ざしたシュタイナー幼児教育の実践―東広島シュタイナーこども園さくらを設立して
10 シュタイナー教育に学ぶ子育ての実践―親・保護者は何をすべきか
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
nano87_coco
0
シュタイナーの引用元が書かれてあり、良書。 授業の様子がよくわかった。2023/04/22
ブロッコリー
0
図書館。シュタイナーによれば、児童期の子供は、自己の全体を権威者(教師)に従うことによって、発達させようとする本性を持つ。シュタイナーによれば、児童期の子供は、自分を投げ出して従っていくことのできる信頼と尊敬に値する権威者を、自分の側にもち、権威者について成長したいという欲求を強く持つ。「7歳から思春期までの子供は、権威のある存在の下で、知るべきこと、感じるべきこと、欲するべきことを学ぼうとしています」なるほど‥ 教師と子供の結びつきが道徳性の育成に繋がる 教育において、教師の存在はものすごく大切。2020/10/17