内容説明
人の暮らしの基礎となる食と住。日常では見えにくいこの2つの関係は、どうつながっているのだろうか。「食」とひととの関係が、街を形作る様子を現実の都市の中にたずねてみよう。
目次
第1部 食の循環(都市を形成する食物―バーゼル;京都の食と水の循環)
第2部 食の関係性(食から見る近世都市京都;近代トリノの食と空間―建築、都市から領域へ;都市からひろがるフードスケープ)
第3部 食と錦市場(錦市場の形成史;錦市場のブランド化;錦市場の現在)
第4部 食のデザイン(「食」のブランディング;錦食空間のデザイン)