内容説明
豊かな歴史文化資源に彩られた青森県の過去と現在、その先に見えてくる、みちのくの可能性。
目次
第1部 青森という場所(地理情報科学のツールでみる青森県;弘前の寺社をめぐる―最勝院と報恩寺・袋宮寺をあるく;ウラとヤマのしごと―風間浦村;青森にみるトランスローカリティの現在)
第2部 時間の流れを感じる(考古学者と行く「北のまほろば」;縄文青森を掘る;青森の歴史を歩く;二人の建築家の足跡を訪ねて―堀江佐吉と前川國男)
第3部 青森を愉しむ(青森の方言;「故郷」とのあそび―青森と日本近現代文学;音楽の生まれる場としての「青森」)
第4部 北のくらし(鋸と鋏とりんご栽培―ものづくりとりんごづくりのコラボレーション;歴史を動かした青森の馬;温湯温泉のくらし;津軽の漆工芸)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
とりもり
2
タイトルの通り、青森の紹介本ながら一風変わった切り口が斬新でとても楽しめた。青森旅行の前に読もうと思っていたが、実際の読了は旅行のはるか後…。でも、旅行の記憶を懐かしく思い出しつつ、色々とためになった。一番印象的だったのはりんごの剪定鋸と剪定鋏。実に青森らしいテーマだけど、意外にも注目する人が少ないのか、記述の大宗が学生の卒論だというのに驚き。温湯温泉もそのレトロな入り口をバスで通過した時の記憶が蘇ってとても懐かしかった。何となく印象の薄い青森だけど、とても良いところだったので再訪したい。★★★★☆2023/07/31
takao
1
(地理情報科学) QGIS、全国市町村界データ 標高データ、Qgisw2threejsで地形 2019/05/02
triple_port
0
弘前大学人文学部の先生たちの執筆なので、県内地域の紹介、歩き方に偏りがあるのはやむを得ないけど、県庁所在地青森市のことに、ほとんど触れてないのって⁉️2021/02/21
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- 和書
- あなたは答えを知っている