石干見(いしひび)の文化誌―遺産化する伝統漁法

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石干見(いしひび)の文化誌―遺産化する伝統漁法

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  • サイズ A5判/ページ数 262p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784812218020
  • NDC分類 664.4
  • Cコード C3039

出版社内容情報

伝統的漁法である石干見の構造や利用・所有形態、これを有する地域文化、保全と活用について調査・記録した貴重な研究書。人類が獲得したきわめて古い漁法、石干見(いしひび)。この漁法の構造や利用・所有形態、これを有する地域文化、そして世界的に消えつつあるこの漁法の保全と活用という新たな活動を、総合的な見地から記述。日本と台湾を中心に調査・記録した貴重な資料的価値をもつ研究書。

はじめに
■第?部 日本の石干見
第一章 石干見研究の系譜
第二章 石干見研究の問題群:研究の可能性
第三章 石干見の呼称に関する覚え書き
第四章 島原半島の石干見(スクイ)漁業
第五章 開口型の石干見:その技術と漁業活動
■第?部 台湾の石滬
第六章 台湾における石滬研究史
第七章 一九一〇年代の台湾本島における石滬漁業
第八章 澎湖列島北部における石滬の利用と所有:
一九一〇年代の漁業権免許申請資料の分析を通じて
■第?部 新たな石干見研究に向けて
第九章 大西洋沿岸域における石干見研究の現在
第十章 石干見の文化誌:さらなる可能性を求めて
おわりに

田和正孝[タワマサタカ]
著・文・その他

内容説明

石干見とは、沿岸部に石などを積み、潮の満ち引きを利用して魚を獲るという今や失われつつある伝統漁法である。この石干見の構造や利用形態、これを有する地域文化、今後の保全と活用について、日本と台湾を中心に調査・記録した貴重な資料価値をもつ研究書。

目次

第1部 日本の石干見(石干見研究の系譜;石干見研究の問題群―研究の可能性;石干見の呼称に関する考察;島原半島の石干見(スクイ)漁業
開口型の石干見―その技術と漁業活動)
第2部 台湾の石滬(台湾における石滬研究史;一九一〇年代の台湾本島における石滬漁業;澎湖列島北部における石滬の利用と所有―一九一〇年代の漁業権免許申請資料の分析を通じて)
第3部 新たな石干見研究に向けて(大西洋沿岸域における石干見研究の現在;石干見の文化誌―さらなる可能性を求めて)

著者等紹介

田和正孝[タワマサタカ]
1954年兵庫県生まれ。1976年関西学院大学法学部卒業。1981年関西学院大学大学院文学研究科博士課程後期単位取得退学。現在、関西学院大学文学部教授。博士(地理学)。漁業文化地理学専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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