ハンセン病療養所に生きた女たち

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ハンセン病療養所に生きた女たち

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  • サイズ B6判/ページ数 177p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784812215548
  • NDC分類 916
  • Cコード C0036

出版社内容情報



福西征子[フクニシユキコ]
元国立療養所松丘保養園名誉園長

内容説明

長い沈黙を破って自らの言葉で語り始めた彼女たち。女性の目で見た女性の療養生活がいま初めて明らかに。

目次

夫との葛藤の日々―夫にかしずいた人生
療養所に生まれて―父母以外の家族を知らず
強くなくては生きられなかった―子供を持った喜びと苦悩
信仰に導かれて―祝福されなかった結婚と社会復帰
夫婦でも墓は別―しかし不幸だけではなかった

著者等紹介

福西征子[フクニシユキコ]
1945年福島県会津生まれ。1969年福島県立医科大学医学部卒業。1980年京都大学医学博士。京都大学小児科および皮膚病特別研究施設を経て、1978年から大島青松園、国立駿河療養所、多磨全生園などの国立ハンセン病療養所勤務。1992年国立療養所松丘保養園副園長、1994年同園長、2013年同名誉園長。この間、1979年および1982年から1983年にかけてArmed Forces Institute of Patholgy研究員(合衆国ワシントンDC)、また1984年から1985年ツーレン大学研究員(合衆国ルイジアナ州)として渡米(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

とよぽん

9
著者は、ハンセン病療養所勤務医、所長等を長年務めた女性。療養所の女性たちは、戦後、新憲法・新民法の下でも「らい予防法」に基づいた強制隔離、男社会の療養所、優生保護法などによって、一般社会の女性とは比較にならないほどの差別を受けていた。病気についての間違った偏見や差別をなくして、全ての人の基本的な人権が守られる社会的土壌(文化)を耕していかなければならないと思う。映画にもなったドリアン助川さんの「あん」を思い出す。2016/09/25

元気伊勢子

6
ハンセン病の療養所で暮らした女性達について書かれている。病気一つで一生を左右された人達がたくさんいたことを知った。そんな特殊な環境の中で精神力を保つのは並大抵のことではない。女性だからと自分の意見を言えないなんて辛過ぎる。どんな世の中にしていきたいか考えなきゃダメだと思った。2024/04/10

ソウ

3
女性目線からの貴重な体験談なのだが、いかんせんハンセン病に関する下知識が少な過ぎた。ハンセン病患者及び家族はかつて血統と差別された、また、家族からも突き放されるケースが多かった。保養園内の政治は圧倒的に男性上位であった。最後に、5人の女性患者に聞き取りを行った筆者による、ハンセン病政策史・保養園内の生活の様子等のまとめ。メディアでもたまに取り上げられているので、忘れない内に基礎的な所から勉強したい。2016/11/22

今庄和恵@マチカドホケン室コネクトロン

2
人はなぜ結婚するのか。ブログにかきました http://www.connectronkobe.com/2016/11/11/%E6%9B%B8%E7%B1%8D-%E3%83%8F%E3%83%B3%E3%82%BB%E3%83%B3%E7%97%85%E7%99%82%E9%A4%8A%E6%89%80%E3%81%AB%E7%94%9F%E3%81%8D%E3%81%9F%E5%A5%B3%E3%81%9F%E3%81%A1/2016/11/11

Ayako Moroi

1
現在も療養生活を送る5人の女性のインタビューによって、男社会であった療養所の中で女性がどのように生きてきたのかを記した本。現在入所者の平均年齢は80歳を越えており、今刊行されなければ永遠に失われてしまったかもしれない貴重な証言である。結婚が奨励されていたことは知らなかった。療養所内の公の場所で女性の発言権はないに等しいが、一方で軽作業が割り当てられ、庇われていた面もあった。土木や農業などの肉体労働を担っていた男性は、後遺症で末梢神経の麻痺があるため、凍傷で手足の指を失うなど、苛酷な状況であったという。2016/11/24

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