出版社内容情報
気候変動政策の国際比較研究プロジェクトCOMPONの日本チームによる成果をわかりやすく報告。
長谷川公一[ハセガワコウイチ]
東北大学大学院文学研究科教授
品田知美[シナダトモミ]
城西国際大学福祉総合学部准教授
内容説明
京都議定書の採択から20年、日本の地球温暖化対策は進んだのか?これまでの政策過程からあぶりだす。
目次
第1章 世界のなかの日本―気候変動対策の政策過程
第2章 政策形成に関わるのは誰か―政策体系を生み出してきたメカニズム
第3章 メディアはどう扱ってきたか―新聞と出来事を織り込む
第4章 規制的政策はどう制度化されたのか―環境税をめぐる言説ネットワークの変容
第5章 産業界の自主的取り組みという気候変動対策の意味
第6章 気候変動問題はいかに原子力と連結されたのか
第7章 温暖化懐疑論はどのように語られてきたのか
第8章 日本は気候変動と戦っているのか―国際貢献と戦後日本的対応の意味論
終章 脱炭素社会への転換を―パリ協定採択を受けて
著者等紹介
長谷川公一[ハセガワコウイチ]
東北大学大学院文学研究科教授。専門は環境社会学、社会運動論
品田知美[シナダトモミ]
城西国際大学福祉総合学部准教授。専門は社会学(家族および環境領域)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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