目次
家畜疾病のコントロール・デザイン―損失を軽減することの意味
第1部 家畜疾病コントロールの経済学的側面(獣医学分野における経済学―獣医経済疫学の展望と課題;家畜疾病による損失の評価―口蹄疫による経済損失評価の概念フレームワークの検討)
第2部 事業者の行動誘因を考慮した公的な制度設計(家畜防疫上の補償制度に関する理論分析;畜産農家への被害補償のあり方―口蹄疫を事例に)
第3部 高病原性鳥インフルエンザ発生時の防疫対応と鶏卵の品質調整メカニズム(高病原性鳥インフルエンザ対策と鶏卵の継続的取引に関するモデル分析;鶏卵セーフティネットの展望と課題―自主的な損失軽減のとりくみの可能性;補論 高病原性鳥インフルエンザ発生後のオランダの鶏卵フードシステムの変化)
公的補償と民間レベルの損失軽減システムとの補完関係
著者等紹介
山口道利[ヤマグチミチトシ]
1974年京都府生まれ。1997年京都大学農学部卒業。2005年京都大学大学院農学研究科生物資源経済学専攻博士後期課程研究指導認定退学。2012年京都大学博士(農学)。現在、京都大学大学院薬学研究科医薬産業政策学講座(日本製薬工業協会寄附講座)特定助教(2015年4月より龍谷大学農学部講師)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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