目次
第1部 問題群と研究動向(保護と遺棄の問題水域と可能性)
第2部 「捨て子」の救済と保護・養育(乳からみた近世日本の捨て子の養育;近代イギリスにおける子どもの保護と養育;統治権力としての児童保護―フランス近現代史の事例から;近現代オーストリアにおける子どもの遺棄と保護)
第3部 「保護と遺棄」の射程と広がり(「保護/遺棄」の法的基準とその変化―ドイツを中心に;慈善行為と孤児の救済―近代イランの女性による教育活動;「瓦礫の子どもたち」・「故郷を失った若者たち」―占領下ドイツにおける児童保護;戦時期日本における「児童保護」の変容―人口政策との関連を中心に)
著者等紹介
橋本伸也[ハシモトノブヤ]
1959年京都市生まれ。所属、関西学院大学文学部教授
沢山美果子[サワヤマミカコ]
1951年、福島県生まれ。所属、岡山大学大学院社会文化科学研究科客員研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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