内容説明
近代においてチェコが国家の独立を達成するさいに枠組みを与え、その領域の根拠となった中世国家はいかなるものだったのか、またいかにして形成されたのか。
目次
第1章 一二世紀以前のチェコ社会と貴族層の成立
第2章 中世チェコにおける有力家門の形成過程
第3章 教会領および地方統治に対する貴族の関与
第4章 王権の政策における都市の役割
第5章 一三世紀後半の政治状況にみる貴族共同体
第6章 中世チェコにおける王国共同体概念の比較史的検討
著者等紹介
藤井真生[フジイマサオ]
1973年長野県生まれ。2004年京都大学大学院文学研究科博士課程研究指導認定退学、博士(文学)。現在、静岡大学人文社会科学部准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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