出産環境の民俗学―“第三次お産革命”にむけて

個数:

出産環境の民俗学―“第三次お産革命”にむけて

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2024年04月26日 12時10分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ A5判/ページ数 271,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784812213391
  • NDC分類 385.2
  • Cコード C3039

内容説明

「安全な出産」を支えるのは、だれか?病院出産は、ほんとうに安全か?かつては自宅出産が当たり前、いまではほぼ九九%が病院出産。ところが安全を求めた結果のはずの病院出産が危うくなっているのは、どうしたわけか。そもそも女性が求める出産とはどういうものか。これまで出産を支えてきた産婆・助産婦・助産師を軸に、この百年間の出産に関わる環境の変化を明らかにする。

目次

序章 産む場所がない?―二一世紀の出産
第1章 新産婆の登場
第2章 新産婆がもたらした方法
第3章 手の技が産婆の命
第4章 「母子保護の戦闘員」から受胎調節実地指導員へ
第5章 自宅出産から病院出産へ
第6章 産む側からの主張
第7章 第三次お産革命の現在
終章 これからの出産に向けて

著者等紹介

安井眞奈美[ヤスイマナミ]
1967年、京都市に生まれる。1990年、大阪大学文学部日本学科卒、1997年、大阪大学大学院文学研究科日本学専攻博士後期課程修了。文学博士。現在、天理大学文学部教授(歴史文化学科考古学・民俗学専攻)。2009年2~3月、フランス国立社会科学高等研究院(EHESS)の招聘で日本の出産環境の変容について講義。専門は民俗学、文化人類学。日本とミクロネシアをフィールドに、出産環境の変容を明らかにする研究を進めてきた。また身体と怪異に関する研究にも着手している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。