海のイギリス史―闘争と共生の世界史

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  • サイズ A5判/ページ数 376p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784812213322
  • NDC分類 550.233
  • Cコード C3022

目次

第1部 光(探検・科学―「未知なる世界」を目指して;海軍―「木の楯」から「鉄の矛」へ;海と経済―漁業と海運業から見る海域社会史;港―「繁栄」の光と影)
第2部 影(海難―アキレスの腱;密貿易と難破船略奪―境界線上の世界;海賊―「全人類の敵」?;私掠―合法的掠奪ビジネス)
第3部 反射(近世フランス経済と大西洋世界―商人と船乗りの海;近世フランスの海軍と社会―海洋世界の「国民化」;ポルトガル・スペインと海―「発見」の時代の先駆と挑戦;オランダと海―偉人・英雄から水夫と妻へ;近代中国沿海世界とイギリス―海賊、海難と密貿易)

著者等紹介

金澤周作[カナザワシュウサク]
1972年生まれ。京都大学大学院文学研究科准教授。博士(京都大学、文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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cocoro vagabonda

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海に関する諸事象を切り口に近代イギリス史に切り込み、またフランスやイベリア半島、オランダ、中国における同様の研究と相対することでその歴史事象の特徴と、研究そのものの特徴を際立たせる書。基調は概説書ですが、研究動向の紹介やアクセス可能な史料の案内、新たな研究へのサジェスチョンなど研究入門書としても機能しています。 個人的には、幾分挑発的にも読める総説が「海」に関する分野に限らず広く歴史学に対する問題提起になっており、しかし、その歌うような踊るような調子が読んでいて楽しくもあります(極私的な愉しみ)。2013/10/16

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