内容説明
生物多様性と生態系サービスを保護・保全することの意義と方法について経済価値による可視化、政策・ビジネスによる主流化の観点から概観した入門書。
目次
第1部 生物多様性と生態系サービスの基礎(生物多様性と生態系サービス;生物多様性の危機;生物多様性保全政策と活動;農林水産業と生態系サービス;生物多様性と生態系サービスの価値;生物多様性と生態系サービスの経済評価)
第2部 ケーススタディによる可視化と主流化(水源環境保全と生態系サービスへの支払い;飲料水供給サービスと回避費用;保護地域と非利用価値の可視化;外来種対策と絶滅危惧種保護;負の生態系サービスとしての鳥獣被害;食糧政策と生態系サービス;放射能汚染と生態系サービス)
著者等紹介
吉田謙太郎[ヨシダケンタロウ]
1968年北海道生まれ。長崎大学環境科学部教授。北海道大学農学部卒業、北海道大学大学院農学研究科修士課程修了、博士(農学)。農林水産省農業総合研究所主任研究官、ミズーリ大学食料農業政策研究所客員研究員、農林水産省農林水産政策研究所主任研究官、筑波大学大学院システム情報工学研究科准教授を経て2009年より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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