目次
“紛争”を考える―オセアニア現代への接近
1 メラネシア―パプアニューギニア(パプアニューギニアにおける紛争の現状;首都ポートモレスビーの都市開発と部族抗争;ニューギニア高地における部族間抗争の変容;ブーゲンヴィルの危機と平和への歩み)
2 メラネシア―島嶼部(ソロモン諸島の「民族紛争」と現代的諸問題;フィジーにおけるクーデタの連鎖―先住系フィジー人との共存の行方;ニューカレドニアの独立問題とその後―カナク人リーダー、ジャン=マリ・チバウを中心に)
3 ミクロネシア・ポリネシア(パラオ―自由連合協定をめぐる対立と社会不安;トンガ王国の首都暴動と「民主化」への流れ;フランス領ポリネシアにおける核実験への抗議暴動と独立運動)
著者等紹介
丹羽典生[ニワノリオ]
国立民族学博物館民族文化研究部・准教授。博士(社会人類学)。専門は社会人類学
石森大知[イシモリダイチ]
武蔵大学社会学部・准教授。博士(学術)。専門は文化人類学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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