反核から脱原発へ―ドイツとヨーロッパ諸国の選択

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反核から脱原発へ―ドイツとヨーロッパ諸国の選択

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  • サイズ A5判/ページ数 395,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784812212233
  • NDC分類 543.5
  • Cコード C3036

内容説明

脱原発への道はどのように切り拓かれてきたのか。ドイツとヨーロッパ諸国の歩みを振り返り、フクシマ以後の日本を見据える。批判的なエコロジー関係史を目指す、ヨーロッパの原子力史に関する最新の総合的著作。

目次

第1部 ドイツの反核運動と原子力政策(反核の論理と運動―ロベルト・ユンクの歩み;ドイツの原子力政策の展開と隘路;反原発運動から緑の党へ―ハンブルクを例に;一九八〇年代初頭の反核平和運動―「ユーロシマ」の危機に抗して;チェルノブイリ原発事故後のドイツ社会;「政策過程」としての脱原発問題―シュレーダー赤緑連立政権からメルケル中道保守政権まで)
第2部 ヨーロッパ諸国の原子力政策史(イギリスの原子力政策史;フランス原子力政策史―核武装と原発の双璧;ヨーロッパ小国の原子力政策史)

著者等紹介

若尾祐司[ワカオユウジ]
1945年生まれ。1972年名古屋大学大学院法学研究科博士課程中退。現在、名古屋大学名誉教授

本田宏[ホンダヒロシ]
1968年生まれ。1999年北海道大学大学院法学研究科博士課程単位取得退学。博士(法学)。現在、北海学園大学法学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Mealla0v0

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ドイツを中心に脱原発運動を考察するアンソロジー本。ドイツは冷戦の前線という政治地理学的状況から、核戦争の恐怖を早くから国民間で共有していた。原発も当初は「平和利用」として導入したが、1970年代になると、組織的な反対運動が展開されるようになる。80年代、環境運動と左翼運動の流れを汲む緑の党が結成される。チェルノブイリ以降、こうした運動は、独環境省として制度化された。他方、英仏はアメリカに対する不信感から独自の核武装路線を決定すると、原発事業にも着手。また、欧州小国の脱原発を考察;墺では核が憲法で禁止など。2017/06/30

coolflat

0
ほとんどがドイツの反核運動と原子力政策に割かれている。ちゃんとドイツの原子力政策の歴史を踏まえた上で、反原発運動が政治にどうコミットしていったか。日本で注目を浴びる緑の党の歴史を読み解く上で大事な二つの政治団体。環境保護を前面に打ち出した緑のリスト、それ以外のイニシアチブを加えた多色のリスト、様々な分裂を繰り返す中で、共闘し現在ある緑の党が結成される。ドイツの長い反原発運動の歴史があるからこそ明確に打ち出せた脱原発。しかし、それは段階的であり、必ずしも現在の日本の状況下にとっては参考にしづらいものがある。2012/07/09

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