遊牧と定住の人類学―ケニア・レンディーレ社会の持続と変容

遊牧と定住の人類学―ケニア・レンディーレ社会の持続と変容

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  • サイズ A5判/ページ数 196,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784812211724
  • NDC分類 389.454
  • Cコード C3039

目次

第1章 現代に生きる東アフリカ遊牧民
第2章 レンディーレをとりまく環境の変化
第3章 遊牧を継続させるための社会的な対応
第4章 遊牧を維持するための技術と戦略
第5章 定住化にともなう新たな経済活動
第6章 生業と価値の多様化
第7章 遊牧と定住の両立を目指して

著者等紹介

孫暁剛[ソンショウガン]
1973年中国生まれ。筑波大学大学院生命環境科学研究科助教。専攻は生態人類学、アフリカ地域研究。筑波大学国際関係学類卒業、筑波大学修士課程環境科学研究科修了、修士(環境科学)。京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科博士後期課程修了、博士(地域研究)。日本学術振興会外国人特別研究員(PD)、京都大学東南アジア研究所研究員を経て現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mach0.9

0
遊放牧民の社会学に興味がある。これはケニア乾燥地帯のフィールドワーク。調査前提からして現代的に更新されていて、非常に感銘を受けた。ともすれば「異社会を覗く」ように読んでしまうフィールドワークだが、これは著者の意図通り、外部からのインパクトにローカルがどう対応したのかをしっかりと明らかにしている。周辺が経済化してゆく過程の一つとして、読んで良かったと思う。同時に、彼らは変化しながら彼らであり続ける。トオル君たち、がんばれ。2012/06/25

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