内容説明
2008年のリーマン・ショックに始まる世界金融危機による構造変動を見据えつつ、日本経済に焦点を当て、レギュラシオン理論に基づいて望ましい進路とそれに必要な制度改革の内容を明らかにする。
目次
第1章 世界金融危機の構図と歴史的位相(資本主義の調整と危機;構造的危機の世界史 ほか)
第2章 日本経済の制度変化と成長体制:新たな構造的危機へ…(日本資本主義の成長体制の転換を振り返る;構造的不況「失われた十年」の成長体制と制度変化 ほか)
第3章 日本経済はどのように調整されているか(一九九〇年代以降の日本の調整様式;社会保障の調整―弱い国民連帯と先送りされる制度改革 ほか)
第4章 日本的企業システムの変容と進化(日本的企業システムとは何か;日本的企業システムの変化の始動:一九八〇年代後半から九〇年代前半まで ほか)
著者等紹介
宇仁宏幸[ウニヒロユキ]
1954年生まれ。大阪市立大学大学院経済学研究科後期博士課程単位修得退学。現在、京都大学大学院経済学研究科教授
山田鋭夫[ヤマダトシオ]
1942年生まれ。名古屋大学大学院経済学研究科博士課程単位修得退学。現在、九州産業大学経済学部教授、名古屋大学名誉教授
磯谷明徳[イソガイアキノリ]
1956年生まれ。一橋大学大学院経済学研究科博士後期課程単位修得退学。現在、九州大学大学院経済学研究院教授
植村博恭[ウエムラヒロヤス]
1956年生まれ。一橋大学大学院経済学研究科博士後期課程単位修得退学。現在、横浜国立大学経済学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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