内容説明
本書は、二〇〇四年度・二〇〇五年度における龍谷大学国際社会文化研究所共同研究「戦争の社会的影響に関する研究―新しい視点からの原爆被害研究をめざして」の研究成果の一部である。
目次
1 原爆と家族―広島爆心地町内世帯への影響(X町内の被害状況;被害世帯の類型;被害世帯の世帯動態)
2 研究ノート 「原爆孤児」問題(日本の戦争孤児・原爆孤児研究;戦争孤児の定義;戦災孤児・浮浪児・原爆孤児の数;戦争孤児対策;空襲・学童集団疎開;戦争孤児・原爆孤児研究の今後の課題)
3 在韓被爆者の証言―家族の崩壊と再生への軌跡(朝鮮人被爆者の証言の記録;韓国女性被爆者の被爆体験とその後の人生)
著者等紹介
新田光子[ニッタミツコ]
龍谷大学社会学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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