目次
第1部 拡大するEUと国境を越えた地域協力のかたち(EU統合の深化・拡大とノーザン・ダイメンション―ボーダー・リージョンの新たな役割;避けられない終焉、それとも新しい始まり―ノーザン・ダイメンションの過去と新しい展望;欧州近隣諸国政策の文脈におけるノーザン・ダイメンションの将来)
第2部 ノーザン・ダイメンションに包摂される地域の変容(ロシア経済変革の試金石サンクトペテルブルグ;ヨーロッパへの回帰を目指すカリーニングラード―どのぐらい歪み、どのぐらい遠いのか;カレリア共和国の経済と近隣諸国との地域協力;EU東方拡大と地域経済格差問題)
第3部 バルト経済圏の胎動(ポーランド東部国境地帯のユーロリージョン;EU・ロシアのエネルギー協力とノーザン・ダイメンション;環バルト海地域のネットワーク形成―冷戦終焉後の国際秩序への地域からの新たな試み;バルト経済圏の胎動―新しい自己認識と国境を越えるクラスターの模索)
著者等紹介
蓮見雄[ハスミユウ]
1960年生まれ。立正大学経済学部教授。ユーラシア研究所事務局長。『ロシア・ユーラシア経済』副編集長。慶應ジャン・モネEU研究センター研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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