出版社内容情報
1950年代の『平凡』や同誌を愛読していた若者たちの姿に、マクロなメディア史ならびに日常生活史の角度から照射する。
内容説明
都市の空間や環境から政治や経済のしくみ、そして生活や信仰のかたちから、都市が育んだ文化や芸術まで、多種多様な題材を通じて、12‐16世紀のイタリア都市社会の特徴と、そこに暮らす人びとの姿を浮き彫りにする。
目次
歴史のなかのイタリア都市社会
第1部 都市のかたちとしくみ(都市の成立環境;都市の景観と環境;支配のかたち;商業の発展と商業技術;海のかなたのイタリア―イタリア都市の海外領土)
第2部 都市のくらしと文化(大学の誕生と都市;夫婦と親子;生活文化;教会と聖人崇敬;説教と民衆;人びとのきずなと祭り;都市の文化と芸術;イタリアの宮廷社会)
イタリアの歴史、日本におけるその研究
著者等紹介
齊藤寛海[サイトウヒロミ]
1945年京城(ソウル)生まれ。東北大学大学院文学研究科博士課程所定単位取得退学。博士(文学)。現在、信州大学教育学部教授。イタリア中・近世史専攻
山辺規子[ヤマベノリコ]
1956年アメリカ合衆国ミネソタ州生まれ。京都大学大学院文学研究科西洋史学専攻博士課程単位取得退学。イタリアを中心とする中世史、ヨーロッパ文化史を専攻。現在、奈良女子大学文学部教授。人文社会学歴史学コース担当
藤内哲也[トウナイテツヤ]
1970年福岡県生まれ。京都大学大学院文学研究科博士後期課程学修退学。博士(文学)。現在、鹿児島大学法学部准教授。イタリア中・近世史、ヴェネツィア史専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ゲオルギオ・ハーン
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