内容説明
「機械仕掛けのクオリア」はいかにして可能か！？哲学のプロフェッショナル集団が気鋭の工学者たちを巻きこみ、「心の問題」に残された最後にして最大の謎に挑む。
目次
第１部 感情（感情のクオリアと可能世界；情緒と認知；感情はいかなる意味で身体に還元可能か―自然化の新たな方法にむけて；感情とクオリアを巡って―感情のシミュレーションから人工クオリアの作り方まで）
第２部 クオリア（クオリアは自律的に存在するか；ロボット・ゾンビ・ヒトのクオリア；人間原理的クオリア論；痛みの志向性とその現象的側面についてすこし；クオリアとクオリア実感；クオリアのメタフィジクス序説―表象説ｖｓ内在説）
第３部 バトルロイヤル―機械仕掛けのクオリア（座談会 感情とクオリアは謎だらけ！）
著者等紹介
長滝祥司［ナガタキショウジ］
１９６４年生まれ。中京大学国際教養学部教授
柴田正良［シバタマサヨシ］
１９５３年生まれ。金沢大学大学院人間社会環境研究科教授
美濃正［ミノタダシ］
１９５０年生まれ。大阪市立大学大学院文学研究科教授（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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じょーまめ
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伊藤先生の論文が読みたくて読。自分は柴田先生の意見が一番しっくりくるかな。2013/09/15
ヘンリー八世が馬上試合で死んだことは内緒
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一番すごいのは三浦俊彦の「人間原理的クオリア」。宇宙には知性体がいるだけでなくクオリアがなきゃだめだ！（そうでないと観測主体である主観が存在しなくなるので）。なんていうか・・・ぶっとんでるぜ。逆に人間原理に対して懐疑的になりそう2013/08/21
