出版社内容情報
女性中心の6次産業化などで農業に新しい光が射すなか、農山漁村にある独自のジェンダーに迫り、嚆矢となる一冊。
目次
第1章 農村ジェンダー研究の動向と課題
第2章 「経営への参画」から「社会への参画」へ―家族農業経営における女性の自己決定
第3章 克服か回避か―地域女性リーダーの歩む「場」の構築
第4章 地域への愛着・地域からの疎外―農村女性起業に働く女性たち
第5章 花を植える女性農業者たち―農村景観の再編
第6章 「女性」を乗り越える農村女性―ネットワーク活動を通じたオルタナティブへの道のり
著者等紹介
秋津元輝[アキツモトキ]
京都大学大学院農学研究科准教授
藤井和佐[フジイワサ]
岡山大学大学院社会文化科学研究科准教授
澁谷美紀[シブヤミキ]
独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構東北農業研究センター主任研究員
大石和男[オオイシカズオ]
京都大学大学院農学研究科助教
柏尾珠紀[カシオタマキ]
龍谷大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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まつど@理工
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(2007年初版)社会右派で経済学的に考える:例えば賃金をたくさん稼ぐ側が仕事や給料の面で優遇されやすいので、必然的に出産で離職又は育児休暇を取らねばならない女性より男性の方が優遇されてしまう。もし仮に以上のことを認めると農村では労働力としては専業主婦というものがないと思われ対等に働き賃金も同等、育児は祖父祖母などに頼んで(田舎だと保育所が少ない…?)。案外女性の地位向上は難しくない?本書は農村ジェンダー研究入門として最適。主な内容:家内と地域のジェンダー。地域の意思決定と女性。女性の農村コミュ。
y
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面白かった。2008/12/16