出版社内容情報
広大なオセアニアを数千年旅してきた人と船の歴史をたどる。民博30周年を記念してホクレア号、チェチェメニ号をはじめ、彼らの世界を民博総力で描く。
内容説明
広大なオセアニア地域が世界に知られる遙か昔、何千年もの時をかけて何千キロにもおよぶ地球規模の大移動を成し遂げた人びとがいた。彼らの航海術とはどのようなものだったのか。彼らはどのような足跡を各地に残しているのか。その知られざる歴史と偉業をたどるとともに、現在も移動・交易・交流を重ねる末裔たちの多様な暮らしぶりを紹介。
目次
第1部 オセアニアの航海術(オセアニア航海術の伝統と現在;ミクロネシアの伝統的航海術;現代に生きる伝統、ホクレア号の航跡と未来)
第2部 海の人類大移動(大海原の植民―考古学からみたオセアニア文化;オーストロネシア語族の広がり―言語学からみたオセアニア文化;植物の移動経路をたどる―植物学からみたオセアニア文化 ほか)
海の文化―オークランド博物館、国立民族学博物館所蔵資料から
第3部 島々の暮らしと現代の移動(ミクロネシアの伝統的交易;東南アジア、海洋民たちの国境交易;オセアニアを出で行く人びとと出で来る人びと―現代の出稼ぎと観光 ほか)
感想・レビュー
-
- 和書
- サッカー聖書