内容説明
社会経済学の分野におけるマックス・ウェーバーの「科学」と「哲学」を、歴史的、理論的、また方法論的・哲学的に一貫して問題にする。このような考察によって、現代における独自な哲学者としてのウェーバーが明らかにされる。
目次
第1編 近代資本主義社会の独自性とその歴史的発生(近代資本主義社会の運命性とその世界史的な独自性;近代資本主義の発生)
第2編 社会経済理論の展開とそれに関連する諸問題(アダム・スミスの社会経済理論;マルクスの社会経済理論;社会主義的計画経済の「実験」が後に残したもの―マックス・ウェーバー、ミーゼス、ハイエク;マックス・ウェーバーにおける官僚制の理論と現実)
第3編 社会経済学の方法をめぐる問題とマックス・ウェーバー(社会経済学の方法の問題―マックス・ウェーバーの方法論上の論点に寄せて;『職業としての学問』においてマックス・ウェーバーが提起した問題―現代における科学と哲学;(翻訳)マックス・ウェーバーについて―マナセ、ヤスパース、グンドルフ)
著者等紹介
松代和郎[マツシロカズオ]
1931年兵庫県芦屋市に生れる。1953年神戸大学経済学部卒業。1958年神戸大学大学院経済学研究科博士課程修了。1967年経済学博士(神戸大学)。1958‐2001年関西学院大学、神戸商科大学、大阪国際大学において教職に従事。神戸商科大学、大阪国際大学各名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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