内容説明
第一線で活躍するドイツの哲学者達がシェリング哲学を網羅的に解説。この一冊で、シェリングの全体像がわかる。
目次
第1章 F.W.J.シェリング(生成途上にある作品)―入門
第2章 シェリング研究の水準について
第3章 シェリングの哲学的始元に対する古代哲学の意義
第4章 ドイツ観念論におけるシェリング―相互影響と論争
第5章 自然の哲学
第6章 芸術哲学
第7章 歴史哲学
第8章 神話の哲学
第9章 啓示の哲学
第10章 シェリングにおける法、国家、政治
著者等紹介
松山壽一[マツヤマジュイチ]
立命館大学大学院文学研究科博士課程修了(1981年)、文学博士。大阪学院大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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iwri
5
研究の手引きと副題がついているだけあって、入門的ではあるが文献表を見るだけでもわかるように本格的な導入のための本である。内容は総論からシェリング哲学の各論及びシェリングの受容史という構成。各章筆者が異なるため、一貫性が欠ける点は多少あるものの、(編者によれば)最新のシェリング研究の成果を踏まえた内容となっており、実際一般的なシェリングのイメージとは違うシェリングが描かれているように感じた。個人的には、河本英夫氏なども指摘している自己組織化システムとシェリング哲学との関連性に興味がある。2011/10/31
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