目次
教師の比較社会史にむけて
第1部 国家と共同体のはざまで(一八世紀フランスの初等学校教師―ピエール=ルイ=ニコラ・ドゥラエの「日記」を読む;共同体における農村教師と住民―二〇世紀前半のメキシコ農村教師の証言;地下学校の教師―一九世紀後半~二〇世紀初頭ロシア帝国領ポーランドの教育 ほか)
第2部 教師の日常世界と心性(教育実習と実習生の成長過程―大正期石川県女子師範学校生徒の「教育実習日誌」から;高等師範学校生のライフヒストリー―戦前期日本における中等教員像の形成;日記と手紙にみる女性教師の心性―一九世紀アメリカにおける教師像とその実際 ほか)
第3部 共有される知とその文化(独学の文化―一九~二〇世紀のイギリス労働者は何をどのように学んだか;手紙と独学―農民作家エミール・ギヨマンと文通のソシアビリテ;大学拡張講義の講師たち―前世紀転換期オックスフォードの旅する教師)
著者等紹介
松塚俊三[マツズカシュンゾウ]
1946年生まれ。福岡大学人文学部教授
安原義仁[ヤスハラヨシヒト]
1948年生まれ。広島大学大学院教育学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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