内容説明
世界中の民家、ヴァナキュラー建築を総覧!無名の「建築家」の手でつくられてきた世界各地の多様な住居を体系的に解説。工業材料が蔓延し世界中の住居が均一化するなかで住居の本質を考える手がかりを与える。
目次
序章 地球に住む
1 北方アジア・東アジア
2 東南アジア
3 中央アジア・南アジア
4 西アジア
5 ヨーロッパ
6 アフリカ
7 北アメリカ
8 ラテンアメリカ
9 オセアニア―メラネシア・ポリネシア・ミクロネシア
著者等紹介
布野修司[フノシュウジ]
滋賀県立大学大学院環境科学研究科・環境計画学専攻。1949年島根県松江市生まれ。東京大学工学部建築学科卒業、東京大学助手、東洋大学講師、京都大学助教授を経て現職。1979年より一貫してアジア地域の都市建築をめぐるフィールド調査を展開、『インドネシアにおける居住環境の変容とその整備手法に関する研究―ハウジング計画論に関する方法論的考察』で、日本建築学会賞受賞(1991年)。日本建築学会アジア建築交流委員会委員長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Mits
0
B 世界各国の伝統的な家屋の紹介・概説。建築用語が所々に出てくるので多少専門的な建築の知識がある人向けかと。でも知らない単語の量はそこそこなので興味があるなら調べてみるのもよいかと。しかし私のような興味はあるけど専門知識は皆無な素人には図面もちと見にくかった。それはそうとしても、実在の住居ひとつひとるにフォーカスしていたことと、紹介数、良質のコラム。ちょっとした図鑑的な感じで適当なところ開いて読むのがいいかもしれない2014/06/08
鯵
0
世界各方面の住居建築を紹介。あくまで紹介で考察感は薄い。史ではなく誌に納得。珍しい地域の珍しい住居の掲載が面白い。 序盤の住居建築の構造分類が面白かった。2011/07/25
-
- 電子書籍
- 封殺鬼 鵺子ドリ鳴イタ2(イラスト簡略…