内容説明
福祉という概念の重要な特徴を概説し、代表的な政治的議論におけるその役割を説明。
目次
1 政治思想における福祉の観念
2 功利主義と福祉哲学の起源
3 反個人主義―最小国家から福祉国家へ
4 自由主義政治経済学と福祉
5 個人主義批判と福祉の倫理
6 正義・平等・福祉
7 福祉・福祉国家・政治
8 福祉―追記
著者等紹介
バリー,ノーマン[バリー,ノーマン][Barry,Norman]
イギリスの政治理論家。エクセター大学の大学院を修了後、ベルファストのクィーンズ大学他で政治学を講義。1982年にバッキンガム大学の政治学の助教授に、84年に同大学の社会・政治理論の教授に就任、現在に至る。専攻は政治学であるが、研究領域は企業倫理、福祉、政治哲学等である
斎藤俊明[サイトウトシアキ]
1952年生まれ。岩手県立大学総合政策学部教授
法貴良一[ホウキリョウイチ]
1953年生まれ。作新学院大学地域発展学部助教授
高橋和則[タカハシカズノリ]
1970年生まれ。中央大学法学部講師
川久保文紀[カワクボフミノリ]
1973年生まれ。中央大学大学院法学研究科博士課程(政治学専攻)在籍。現在、ニューヨーク州立大学ビンガムトン校社会学部大学院留学中
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