シリーズこころの健康を考える
幼児虐待―実態とその後の発達段階における精神療法の実際

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  • サイズ B6判/ページ数 308,/高さ 19cm
  • 商品コード 9784812203446
  • NDC分類 369.4
  • Cコード C0011

内容説明

幼児虐待はどこでも起こりうる問題。被虐待者の心の傷を癒したり、虐待者の病める心理状態に治療の手をさしのべる児童思春期精神科医の介入が当然必要だ。

目次

第1章 幼児虐待―概説
第2章 児童虐待の実態―とくに幼児虐待について
第3章 子どもの心の発達
第4章 被虐待児とその後の情緒発達
第5章 母親の幼児虐待の実態
第6章 幼児虐待への対応
第7章 幼児虐待と思春期青年期における精神発達
第8章 幼児虐待を行う親への援助ないし治療的介入
第9章 幼児虐待を受けた子どもへの対応―精神発達的観点からの考察と対応について

著者等紹介

堤啓[ツツミサトシ]
昭和18年香川県生まれ。昭和43年3月九州大学医学部卒業。昭和43年4月~昭和48年3月九州大学医学部精神神経学教室にて研修。昭和48年4月福岡大学医学部精神医学教室助手。昭和49年9月同講師。昭和59年4月同助教授。昭和59年7月~昭和61年3月米国メニンガー財団メニンガークリニックに留学。昭和61年4月~平成12年3月福岡大学精神医学教室助教授。平成12年4月~平成16年3月福岡大学精神医学教室客員教授。平成12年4月~進藤病院院長。日本精神分析学会正会員。日本集団精神療法学会理事、日本思春期青年期精神医学会役員他
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