水と暮らしの環境文化―京都から世界へつなぐ

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  • サイズ A5判/ページ数 154p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784812203040
  • NDC分類 517
  • Cコード C1036

目次

第1部 いのちと文化を育む水(水―かくも不思議なる物質;遠い水、近い水―水はだれのものか?)
第2部 京都と淀川水系―豊かさゆえのパラドックス(京の名水と酒づくり;京の庭園と水;京の名水と琵琶湖疏水―水資源の多様化を求めて;琵琶湖・淀川水系の飲み水の安全性)
第3部 乏しい水に生きる世界から考える(オーストラリア、アボリジニーの環境観における水の意味;中国の沙漠化地域の生活;中央アジア、干上がるアラル海と開発)

著者等紹介

槌田劭[ツチダタカシ]
京都精華大学人文学部環境社会学科教授。専門は環境生活論

嘉田由紀子[カダユキコ]
京都精華大学人文学部環境社会学科教授・琵琶湖博物館研究顧問。専門は環境社会学
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

taming_sfc

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槌田・嘉田両先生による2003年の編著。水が人間の暮らしと広く・深く・長く関連していることを提示することを中心として、3部・9章の論考が掲載されている。各論考が短く、簡明であり、啓蒙書として多くの人に読まれるべき書物であると思われる。京都の研究者が中心であり、かつ日本の水環境社会学研究の中心が京都に多いこともあり、ケーススタディが近畿中心であるが、それはそれで興味深かった。2010/09/01

酒井 敦

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水の利用の話を、京都からと、世界から見た話の2つの軸で話している。湖などの湖岸の所有権の考え方も3種類(私有、共有、公有)があり、国が違うと考え方が違う。また、水の乏しい、中国やオーストラリア等の例を記載してあり、興味深かった。最近だと、地方の地形などを見る番組(ブラタモリ等)があるが、ここら辺もネタになりそうな気がした。2021/02/19

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