感性論 エステティックス―開かれた経験の理論のために

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  • サイズ A5判/ページ数 440,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784812201121
  • NDC分類 701.1
  • Cコード C0071

出版社内容情報

「イメージ」の内に生きる私たちの「経験」は固定された唯一のものではない。確固としていたはずの経験が揺り動かされたとき、新しい世界が開かれてくる。

内容説明

「イメージ」とともに、人間の経験における「言語・記号」の役割、およびこの二つの世界の関係が本書全体を貫いている関心事だ。これを、経験を離れないかたちで問い続けること、しかもイメージと言語・記号との関係を、どちらかに一方的に荷担することなく、なるべく公平に考えること、このことに、そしてこのことだけに、本書は書かれたと言ってもいいかもしれない。

目次

第1章 イメージの力(イメージ世界の現実性(リアリティー)
イメージの基本要素―それらの力の測定 ほか)
第2章 美の世界(美;崇高 ほか)
第3章 表現の世界(現代の“超越論的感性論”;「アーティスト・形而上学」)
第4章 表現プロセスの探求(表現技術の論理―ダイナミックな様式論のために;コンセプチュアル・アートとしての現代芸術 ほか)

著者等紹介

岩城見一[イワキケンイチ]
1944年兵庫県に生まれる。1968年京都大学文学部哲学科(美学美術史学)卒業。1973年京都大学文学研究科博士課程(美学美術史学)単位取得退学。1976年京都市立芸術大学美術学部講師(81年助教授)。1990年京都大学文学部助教授(95年教授)。現在、京都大学文学研究科教授
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