内容説明
本書は、1996年4月から1999年3月までの3年間にわたって実施された、龍谷大学社会科学研究所指定プロジェクト「東アジアの経済発展と日本の役割」の成果として纏められたものである。本プロジェクトの目的は、東アジアの中でも、とくに改革・開放政策の採用以降、世界・日本にとって無視し得ない存在となりつつある中国の経済発展と日本との関係を考察することである。
目次
21世紀初期における中国経済の成長
第1部 経済改革と産業構造の変化(東アジアにおける国際分業の構造:産業内・企業内貿易の実証分析;日本の対中ODAと日中関係;中国の経済発展と対中直接投資の役割;中国の対外開放度にみる地域間格差―対外貿易の規模・成長・構造に関する因子分析;中国における産業構造の変化と支柱産業 ほか)
第2部 中国自動車産業の現状(中国自動車産業における技術移転と企業間分業:上海大衆汽車のケース;中国自動車産業における部品メーカーの経営実態)
著者等紹介
河村能夫[カワムラヨシオ]
1944年生。龍谷大学副学長、同大学経済学部教授。主な業績に『地域活性化と計画』(共編、明文書房、1994年)。『日本農業の展開と自治体農政の役割』(共著、家の光協会、1998年)
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