内容説明
本書は、これまでの一連の言語教員や言語学習にまつわる応用言語学の理論が、どのようにして展開されてきたのか、また、応用言語学の分野で展開され構築されてきた理論が、さらに日本の英語(外国語)教育にどう応用できるのかを考え、編纂されています。
目次
第1部 言語学習についての基本的な考えの推移(行動主義心理学者の言語習得理論;生得説論者の言語習得理論;中間言語 ほか)
第2部 L2習得にかかわる諸問題(L2習得の初期段階の特徴;子どものL1習得と大人のL2習得の相違性と類似性;転移 ほか)
第3部 言語習得にかかわるこれまでの主な仮説(Krashenの言語習得理論;L2学習での潜在的な知識と顕在的な知識;文化変容仮説;適応仮説 ほか)
著者等紹介
大喜多喜夫[オオキタヨシオ]
1975年関西学院大学文学部卒業後、高等学校英語科教諭、大阪府科学教育センター(現大阪府教育センター)指導主事兼研究員を経て、現在、関西学院大学助教授。テンプル大学大学院修士課程(M.Ed)修了
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