目次
1(ハナミズキ;エンゼルボックス ほか)
2(さくらちゃん;おんま だっこ ほか)
3(ホテル ミラコスタ;阪急塚口駅 ほか)
4(里親制度;名前 ほか)
著者等紹介
横尾憲孝[ヨコオノリタカ]
1976年 神戸市生まれ、小児科医。日本現代詩人会会員。詩誌「凪」「カフェオレ広場」同人(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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木の命木の心
1
ストレートで感覚の鋭い詩でした。 繊細と言えるほど感受性の強い著者が小児科医、新生児科医として亡くなる患児と向かう時にあまりにも衝撃の大きさに耐えかねて、また日々の多忙な仕事のストレスでメンタルまで影響を受けてしまわれたのはこの詩を詠むと容易に想像できてしまいました。 でも作中にありましたが10年経ってようやく落ち着いてこられたとのことで、この間ずっと詩を書くことがいい対処にもなっていたようで本当に良かったです。以前読んだ吉野弘詩集以来に非常に響きました。うまく向き合いながら続けて欲しいです。2025/12/16




