内容説明
物語性を作品に取り入れようと試みた『ボルヘスのための点景集』、種々の花をテーマとした『花の瞳』、時間というテーマの深化を目指した『孔雀時計』。最新の3詩集から採られた、詩人の詩業の到達点28篇。珠玉の選詩集。
目次
詩集『ボルヘスのための点景集』(二〇一三年)より(時の鏡;千夜一夜物語;半獣人ナルシス ほか)
詩集『花の瞳』(二〇一七年)より(百合;ゴッホのひまわり;菜の花や ほか)
詩集『孔雀時計』(二〇二一年)より(孔雀時計;日時計;時の驚愕 ほか)
著者等紹介
藤井雅人[フジイマサト]
1956年神戸市生まれ。2021年詩集『孔雀時計』(土曜美術社出版販売)。「ERA」「孔雀船」同人。日本文藝家協会・日本現代詩人会・日本詩人クラブ・関西詩人協会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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