内容説明
詩を書く人は、自らの人生経験を振り返り、その人生を通じて得た感動体験を他者に手渡せるようにするために、感動を盛るための詩という器を作る職人である、と苗村吉昭はかつて「詩と思想」巻頭言で書いた。苗村があちこちで手渡してきた日々の小さな感動が、7年ぶりの新詩集に集結する。
目次
1 左遷ノート(ふらんす日和;君が必要なときには… ほか)
2 記号ノート(△;○ ほか)
3 親族ノート(そうめん;集合写真 ほか)
4 ちいさいノート(カラスのマクラ;一本の草 ほか)
著者等紹介
苗村吉昭[ナムラヨシアキ]
1967年滋賀県生まれ。森哲弥との二人誌「砕氷船」編集発行人。「詩と思想」編集参与。著書、詩集『武器』(1998年、編集工房ノア/第13回福田正夫賞)、『バース』(2002年、編集工房ノア/第5回小野十三郎賞)、『オーブの河』(2005年、編集工房ノア/第17回富田砕花賞)、評論集『民衆詩派ルネッサンス 実録版 一般読者に届く現代詩のための詩論』(2021年、土曜美術社出版販売/第22回日本詩人クラブ詩界賞特別賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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