内容説明
湯治場とその周辺から、変わってゆく自然環境、地域の衰退と再生を見つめながら、自らの病に向かい、淡々とあるいは濃密に、温泉の湯とともに湧き上がってくる365句。
目次
第1章 春一番
第2章 電動の蝸牛
第3章 流星に
第4章 燗一本
著者等紹介
乳井昌史[ニュウイマサシ]
エッセイスト。1944年6月、青森県生まれ。1968年4月、読売新聞社東京本社入社。社会部記者、論説委員、編集局次長・文化部長などを経て2002年9月に退社(この間に文化審議会委員、中央環境審議会委員、中央社会福祉審議会委員も務める)。東京農業大学客員教授、早稲田大学大学院客員教授、慶応義塾大学講師などを務めながら執筆活動を続けてきた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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