内容説明
表現の自由が脅かされる時代に言葉のさんざめく種を大切にしたい。文明の危機を考え、アジアの歴史を省み、平和を祈る新詩集。
目次
1(水笛;さんざめく種 ほか)
2(神の杖;魔女の舌 ほか)
3(春の骨;ルージュ ほか)
4(六月の赤い雨;手の器 ほか)
著者等紹介
佐川亜紀[サガワアキ]
1954年東京都生まれ。詩集『死者を再び孕む夢』(1991年)(小熊秀雄賞、横浜詩人会賞受賞)、『返信』(2004年)(詩と創造賞受賞)、『押し花』(2012年)(日本詩人クラブ賞受賞)。韓国・第五回昌原KC国際詩文学賞受賞(2014年)。日本現代詩人会、日本詩人クラブ、横浜詩人会、社会文学会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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