目次
詩集『鋲』抄(一九六九年刊)
詩集『美しい獣』抄(一九七八年刊)
詩集『日本現代女流詩人叢書第31集』抄(一九八二年刊)
詩集『赤ずきんは泣かない』抄(一九九〇年刊)
小詩集『青い列車』抄(一九九三年刊)
詩集『シンケンシラハ』抄(一九九六年刊)
詩集『抱卵期』抄(二〇〇二年刊)
エッセイ
解説
著者等紹介
水野ひかる[ミズノヒカル]
1944年(昭和19年)10月4日、香川県高松市生まれ。1960年(昭和35年)香川県立高松高等学校入学。1963年(昭和38年)京都女子大学文学部国文学科入学。1967年(昭和42年)京都女子大学卒業。1969年(昭和44年)9月、第一詩集『鋲』(日本未来派刊)を出版する。1970年(昭和45年)日本経済新聞45年度上期日経歌壇賞を受賞する。以後、数々の賞を受賞する。2008年(平成20年)毎日新聞「毎日ぷらざ」短歌部門で年間賞(支局長賞)に入賞。大文連創立三十周年記念アートフェスティバルin吹田の短歌部門で、最高位「天」に入賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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千加
13
読んだのは「美しい獣」という本なのだけど、検索かけても出てこない。四国詩人会が発行所で1978年11月11日発行、定価2000円。善通寺図書館に寄贈図書としてあったので、この善通寺市に住む人だったからかな?1944年生まれの女性。読み終える迄に、著者の性質を理解。言葉になる以前の混沌が、愛と恨みと怨念、絶望、(希望?)を深い海のように内蔵した人。だから、読後は人の思考が渦巻く🌀 本としかいえない。幼い時に感じた得たいの知れない不安みたいなものを言葉にしたような感性。後書きに本人も憑きもののようという。2020/10/04