リンゴの唄―遺稿詩集

リンゴの唄―遺稿詩集

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  • サイズ A5判/ページ数 108p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784812012468
  • NDC分類 911.56
  • Cコード C0092

内容説明

「ハンセン病文学」という概念を拒否し、あくまでも「ライ文学」であると主張しつづけた弘明さんの、ライ文学終末期を生きる姿がくっきりと刻まれている。弘明さんの晩年は、諧謔、反抗、皮肉、おかしみの混合体であるユーモアを核にした、「ほれそれ」の精神である。

目次

ほれそれ
ある表札
誕生会
夢の周辺
ライ
その日のこと
遺書のこと

ニヒリスト
時間の中で〔ほか〕

著者等紹介

小林弘明[コバヤシヒロアキ]
1925年・生まれる。1943年・栗生楽泉園入所。1979年・詩集『闇の中の木立』(梨花書房)。1989年・詩集『ズボンの話』(コロニー印刷)。1996年・詩集『元手』(コロニー印刷)。1999年11月19日・逝去
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