目次
第1部 労働市場の地域特性と農業構造(本書の課題と構成;地域労働市場論の検討―田代洋一氏の論説の検討を中心に;地域労働市場構造の地域性―「切り売り労賃」の存在形態を視点として;農業構造の地域性;「東北型地域労働市場」と農業構造(1)―茨城県北浦村(田畑混合地域)を対象として
「東北型地域労働市場」と農業構造(2)―茨城県東村(水田単作地域)を対象として
「近畿型地域労働市場」と農業構造―長野県宮田村を対象として
本書の要約と総括)
第2部 北海道稲作地域の兼業(農村労働市場における農家労働力の産業予備軍機能―北海道美唄市を対象として;出稼ぎ農民の実態と営農研修会―深川市農民の事例を中心に)
著者等紹介
山崎亮一[ヤマザキリョウイチ]
1957年北海道・札幌市出身。1978年北海道札幌南高等学校卒。1986年北海道大学大学院修了、農林水産省入省。農業研究センターと国際農林水産業研究センター(JIRCAS)に勤務。農林水産省在職中に、フランス政府給費留学生(1994‐1995年)およびベトナム長期在外研究員(1996‐1997年)。1997年酪農学園大学農学部、助教授。2006年酪農学園大学農学部、教授。酪農学園大学在職中にフランス開発農学研究国際協力センター(CIRAD)客員研究員(2003‐2004年)。2009年東京農工大学大学院共生科学技術研究院(現農学研究院)、教授。2016-2017年農業問題研究学会代表幹事。2020-2021年農業問題研究学会編集委員長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。