海耕記―原耕が鰹群(なぐら)に翔けた夢

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海耕記―原耕が鰹群(なぐら)に翔けた夢

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  • サイズ B6判/ページ数 313p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784811905440
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C0023

出版社内容情報

原耕が昭和初期ころ南方漁場の調査等を行ったより、枕崎はカツオ遠洋漁業の基地として飛躍的な発展を遂げた。そんな原耕を語る。カツオ節は、ユネスコ無形文化遺産「和食」のダシのうまみには欠かすことができません。原耕は衆議院議員でありながら、カツオ漁とカツオ節のために命を懸けたのです。「海を耕した政治家」が行おうとしたことはなんだったのか、現代の私たちの生活とどのようなつながりがあるのかを紹介します。

第1回 南溟の墓

第2回 その男、まさに鯤の如し

第3回 坊津の原家

第4回 原家に凡人なし

第5回 弟、捨思

第6回 ぼっけもん

第7回 医者の道

第8回 若い医学校長

第9回 ?空白?の2年間

第10回 夢の源流

第11回 ステブストン

第12回 シュガーキング

第13回 医院開業

第14回 汐替節

第15回 節目の年

第16回 黒島流れ

第17回 耕が生まれた日

第18回 最初の結婚

第19回 肝胆相照らす

第20回 女医 千代子

第21回 2度目の結婚

第22回 意外なつながり

第23回 飛躍

第24回 あま船人

第25回 新技術

第26回 沖イデ、島イデ

第27回 漁師の能力

第28回 村議会空転

第29回 得票1

第30回 1票の謎

第31回 2度目の衆院選

第32回 漁獲高1位

第33回 異変

第34回 サイレント映画

第35回 女王殿下の台覧

第36回 『薩摩節』の評価

第37回 漁製分離

第38回 鰹節の新時代

第39回 伝書鳩

第40回 鳩ぽっぽのおじさん

第41回 伝書鳩の時代

第42回 鰹供養

第43回 『無限の宝庫』の謎

第44回 人物評価

第45回 鰹節の評価

第46回 広がらない漁場

第47回 壮挙か暴挙か

第48回 一大決心

第49回 木造船の謎

第50回 見えない遺産

第51回 1万円航海

第52回 霧島丸遭難

第53回 壮烈

第54回 図南の長策

第55回 漁場開拓の意味

第56回 島津雨

第57回 想定外

第58回 弟捨思の救援

第59回 鰹漁の第一関門

第60回 退くか進むか

第61回 彷徨

第62回 孤独な戦い

第63回 赤道越え

第64回 帰路の沖縄にて

第65回 沖縄の枕崎人

第66回 耕と沖縄

第67回 帰港直前の悲劇

第68回 鵬程一万里

第69回 父として

第70回 国政

第71回 国有化の建議案

第72回 南薩鉄道延長へ

第73回 床次竹二郎

第74回 床次と耕

第75回 暗黒の海に光を

第76回 委員長報告

第77回 草垣島灯台

第78回 遠洋漁業奨励法

第79回 衆議院本会議にて

第80回 最大の狙い

第81回 ある疑惑

第82回 農相主催の会合

第83回 ラジオと小冊子

第84回 漁友諸君に訴ふ

第85回 政治の季節

第86回 再度、南洋へ

第87回 2度目の南洋

第88回 赤道を越えた実験

第89回 始動

第90回 嫌な予感

第91回 未曽有の大漁

第92回 前総理の差し入れ

第93回 千代子の日々

第94回 耕の帰国

第95回 二重苦

第96回 空白の時

第97回 友人の外交官

第98回 漁業権と資金

第99回 総領事の憂うつ

第100回 好感

第101回 漁業権交渉

第102回 帰国

第103回 可能性は無限大

第104回 目論見書

第105回 情熱と冷静の間

第106回 総領事の不満

第107回 水泡に帰す

第108回 州知事の意向

第109回 高まる知名度

第110回 山動く

第111回 不遇の年

第112回 返り咲き

第113回 総理への陳情書

第114回 伝説の交差

第115回 最後の議会

第116回 アンボンへ

第117回 痕跡をたどる

第118回 拠点作り

第119回 その男.漁師につき

第120回 耕、逝く

第121回 死の周辺

第122回 弛緩する空気

第123回 継ぐ者の名は

第124回 夢の終わり

第125回 祭られる耕

第126回 世界史の中の原耕

あとがき

福田忠弘[フクダタダヒロ]
著・文・その他

目次

南溟の墓
その男、まさに鯤の如し
坊津の原家
原家に凡人なし
弟、捨思
ぼっけもん
医者の道
若い医学校長
“空白”の2年間
夢の源流〔ほか〕

著者等紹介

福田忠弘[フクダタダヒロ]
1974年栃木県宇都宮市生まれ。早稲田大学大学院社会科学研究科博士課程満期退学。現在、鹿児島県立短期大学商経学科教授。主な著書:『ベトナム北緯17度線の断層―南北分断と南ベトナムにおける革命運動(1954‐60)』(単著、成文堂、2006年、第5回東南アジア史学会賞受賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。