原発災害下での暮らしと仕事―生活・生業の取戻しの課題

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原発災害下での暮らしと仕事―生活・生業の取戻しの課題

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  • サイズ A5判/ページ数 193p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784811904931
  • NDC分類 543.5
  • Cコード C0036

出版社内容情報

豊富な事例や多様な視点の提起・論証をもって改めて示し「原発災害下」に生きることの重大さを15の題材でまとめた。原発災害下での暮らしと仕事を豊富な事例や多様な視点の提起・論証をもって改めて示し「原発災害下」に生きることの重大さを15の題材でまとめた。

はじめに

? 福島事故─過去・現在・未来

はじめに─欠陥商品としての原発

1.原発(軽水炉)の本質的欠陥

2.「技術的冒険」の行くつく先

3.最後の防衛線が突破されれば─シビアアクシデント

4.新規制基準の「目玉」は地震とシビアアクシデント対策

5.新規制基準の問題点

6.福島第一原発の現状と廃炉問題

7.同じ過ちを繰り返すのか

8.研究者の批判を弾圧してすすめられた原発建設

? 原子力災害から4年目の福島─食・農・くらしの再建と協働─

1.農林水産業の動向

2.避難と帰還をめぐる状況

3.福島で実践される協同組合間協同

おわりに

? 原子力災害からの山村の復興と森林組合の「協同の任務」

1.地域林業の原発被災と森林組合

2.原子力災害からの復旧・復興と森林組合の「協同の任務」

まとめにかえて

? 放射能汚染からの農と暮らしの復興と協同組合の役割

1.食と農に対する放射能汚染対策の現状と課題

2.なぜ福島県産農産物から放射性物質が検出されなくなったのか

3.福島の生産者・産地の思い

4.風評問題とメディア災害

5.福島県における協同組合組織の取組み

おわりに─震災復興に逆行する農協改革

? 試験操業に託した福島県の水産復興と社会災害─協同組合は汚染水漏洩問題にどう立ち向かうのか─

1.原発事故からの漁業の再開

2.試験操業の経過

3.組織・業界内に突きつけられたもの

4.難航する汚染水対策

5.被災地に突き刺さる「汚染水問題」

6.汚染水漏洩事故をめぐる社会災害の構図

おわりに

? 3.11を生きる二本松市東和地区に学ぶ─自給と暮らしの取戻しに向けて─

1.3.11 社会的変革点としての再認識

2.東和地区の3.11を支えた主体形成史─地域農業と暮らしを守る自治組織の取組み─

3.東和地区の復興への歩み─地域自治組織による先駆的放射能測定運動─

4.地域農業を守ったお年寄りの自給畑

5.3.11後 再び自給畑へ向かったお年寄り─自然の力、土の力を信頼して─

6.新たな世代が引き継ごうとしている東和の農業・暮らし

7.生業が向き合う課題─お金の論理に対抗した自給と暮らしの論理に向けて─

? 福島の子ども保養─協同の力で被災した親子に笑顔を─

1.避難した親子は今

2.子どもとしての強い願望

3.コヨットとは

4.山農海で福島の親子のリフレッシュ

5.14年夏の取組み

6.コヨットの課題

? 原発災害による避難農家の再起と協同組合の役割─離農の悔しさをバネに「福島復興牧場」を建設へ─

1.「福島復興牧場」の背景・目的

2.「福島復興牧場」の概要

3.「 福島復興牧場」に懸ける思い─5人へのインタビュ.から

4.関係団体の支援

おわりに代えて─協同組合の役割と展望─

? 加害者保護へ向かう原子力損害賠償制度─議論なき改定、再び事故へ─

1.議論なき改定の危うさ

2.欠いた災害対策・賠償マニュアル

3.加害者無責任・保護への改定

4.重大リスクを映し出す原賠制度、原子力保険

5.なぜ、事実上破綻している東電ペースなのか

6.広く社会的議論を原発に頼らない電気を自分たちで作る─福島から全国へ、福島県農民連による自然エネルギー発電所づくり─

? 原発に頼らない電気を自分たちで作る─福島から全国へ、福島県農民連による自然エネルギー発電所づくり─

1.福島県農民連のエネルギー自立に向けた取組み

2.NPOと協働した市民共同発電所の取組み

3.農家が作る地域共同発電所の広がり避難女性農業者による「小さな復興」の取組み─福島県飯舘村を事例に─

? 避難女性農業者による「小さな復興」の取組み─福島県飯舘村を事例に─

1.飯舘村の地域づくりと復興計画の概要

2.女性農業者による「小さな復興」の取組み

まとめにかえて

? 福島県における協同組合間協同─地産地消ふくしまネットの歩み─

1.福島県の概況

2.福島県における協同運動の興り

3.協同組合協議会の設置

4.地産地消ふくしまネット

5.福島大学の存在

6.協同組合間協同による「ふくしまSTYLE」の復興

おわりにかえて─共益と公益をむすぶ「協同組合間協同」

はじめに

? 風評被害の構造と5年目の対策

1.風評被害と消費者意識

2.風評被害と「流通」

3.風評被害を解決する上でのポイント

4.風評被害の対策

おわりに

? 福島県が抱える風評問題と地産地消を取り戻す意義─流通からのアプローチ─

はじめに

1.風評問題を「流通」から捉える意義

2.原子力災害と学校給食・地産地消

3.5年目における地産地消低迷の構造的問題

4.地産地消をめざす2つのフードコミュニケーション

おわりに

? 原発災害下での暮らしと仕事─座談会─

田中夏子[タナカナツコ]
都留文科大学 非常勤講師

小山良太[コヤマリョウタ]
福島大学経済経営学類教授・
うつくしまふくしま未来支援センター副センター長

目次

福島事故―過去・現在・未来
原子力災害から4年目の福島―食・農・くらしの再建と協働
原子力災害からの山村の復興と森林組合の「協同の任務」
放射能汚染からの農と暮らしの復興と協同組合の役割
試験操業に託した福島県の水産復興と社会災害―協同組合は汚染水漏洩問題にどう立ち向かうのか
3.11を生きる二本松市東和地区に学ぶ―自給と暮らしの取戻しに向けて
福島の子ども保養―協同の力で被災した親子に笑顔を
原発災害による避難農家の再起と協同組合の役割―離農の悔しさをバネに「福島復興牧場」を建設へ
加害者保護へ向かう原子力損害賠償制度―議論なき改定、再び事故へ
原発に頼らない電気を自分たちで作る―福島から全国へ、福島県農民連による自然エネルギー発電所づくり
避難女性農業者による「小さな復興」の取組み―福島県飯舘村を事例に
福島県における協同組合間協同―地産地消ふくしまネットの歩み
風評被害の構造と5年目の対策
福島県が抱える風評問題と地産地消を取り戻す意義―流通からのアプローチ
原発災害下での暮らしと仕事―座談会

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