出版社内容情報
学校環境教育論、公害教育論、自然体験学習論、食農教育論、ESD論などを網羅する書。10年の研究の成果を追改めて新版として出…2005年に高文堂から環境教育に関するテキストとして出版された本の改訂新版である。本書は総論、学校環境教育論、公害教育論、自然体験学習論、食農教育論、生活体験学習論、ESD論を網羅するバランスのよい良書として高い評価を得ていた.原書の良さを生かしつつ、この10年余にわたる研究の成果を追記して、さらに湿地教育論を加える形で改めて新版として出版することとした。
新版へのはしがき
旧版はしがき
第1章 環境教育とは何か─目的・概念・評価─
1 環境教育と持続可能な開発のための教育(ESD)【歴史】
2 環境教育は環境問題を解決できるのか【目的】
3 環境教育の教育的価値とは何か【概念】
4 環境教育はどこに向かうのか【評価】
第2章 子どもと環境教育─学校環境教育論─
1 源流としての公害教育・自然保護教育
2 学校における環境教育の流れ
3 学校における環境教育その未来
4 学校外教育と環境教育
5 学校環境教育の課題と可能性
第3章 公害教育から学ぶべきもの─公害教育論─
1 現代の公害教育とは何か
2 公害教育はなぜ生まれたのか
3 公害教育はどのように変わったか
4 公害教育の未来とまちづくり
第4章 自然体験を責任ある行動へ─自然体験学習論─
1 自然体験学習の成立と発展
2 自然体験学習の内容と方法
3 環境教育の目標と自然体験学習
4 自然体験学習の今日的意義と課題
第5章 環境教育における食と農の教育論─食育・食農教育から持続可能な食農学習へ─
1 食と農の教育の視点
2 食と農の領域における社会と教育の変遷
3 食農教育の成立から食育へ
4 持続可能な食農教育における生活概念
第6章 環境教育とコミュニティ生活体験学習論
1 生活体験学習の歩みと現状
2 生活体験学習の特色と構造
3 生活体験学習と地域伝承
4 地域における生活体験学習の可能性
第7章 持続可能な開発のための教育構想と環境教育─ESD論─
1 持続可能な開発のための教育の源流
2「持続可能な開発」概念の登場と環境教育
3 ESD構想の特徴
4 ESD構想とこれからの環境教育
5 ESD実践の深化に必要なこと
第8章 水の惑星に生きる環境教育─湿地教育論─
1 はじめに
2 ラムサール条約の動向と環境教育
3 日本の湿地をめぐる教育・学習
4 おわりに─「湿地教育」に求められる視点─
参考・引用文献
朝岡幸彦[アサオカユキヒコ]
東京農工大学農学研究院教授。博士(教育学)。日本環境教育学会事務局長(現
常任理事)、日本社会教育学会事務局長(現企画委員長)、『月刊社会教育』(国
土社)編集長などを歴任。専門は社会教育、環境教育。
阿部治[アベオサム]
立教大学社会学部教授、同ESD研究所所長。ESD活動支援センターセンター長。
現在、東アジアにおける環境教育/の国際協力の推移と国内におけるESDの制度化、地域創生としてのESD制度化、地域創生としてのESDに関する実証研究等に従事している。
朝岡幸彦[アサオカユキヒコ]
東京農工大学農学研究院教授。博士(教育学)。日本環境教育学会事務局長(現
常任理事)、日本社会教育学会事務局長(現企画委員長)、『月刊社会教育』(国
土社)編集長などを歴任。専門は社会教育、環境教育。
目次
第1章 環境教育とは何か―歴史・目的・概念・評価
第2章 子どもと環境教育―学校環境教育論
第3章 公害教育から学ぶべきもの―公害教育論
第4章 自然体験を責任ある行動へ―自然体験学習論
第5章 環境教育における食と農の教育論―食育・食農教育から持続可能な食農学習へ
第6章 環境教育とコミュニティ生活体験学習論
第7章 持続可能な開発のための教育構想と環境教育―ESD論
第8章 水の惑星に生きる環境教育―湿地教育論
著者等紹介
朝岡幸彦[アサオカユキヒコ]
東京農工大学農学研究院教授。博士(教育学)。日本環境教育学会事務局長、日本社会教育学会事務局長、『月刊社会教育』(国土社)編集長などを歴任。専門は社会教育、環境教育
阿部治[アベオサム]
立教大学社会学部教授、同ESD研究所所長。ESD活動支援センターセンター長。現在、東アジアにおける環境教育/ESDの国際協力の推進と国内におけるESDの制度化、地域創生としてのESDに関する実証研究等に従事している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。