内容説明
この本では、私たちが日常食料に関して接する様々な情報の真偽を確かめ、安心して日々の食生活を組み立てられるようにするために「QアンドA」を、10の項目にまとめて書きました。
目次
Q1 「身体に良い食べもの」とはどういう食べものですか。食べものが身体に良いか悪いかを見分けるにはどうしたらよいのですか
Q2 私は太り気味です。お医者さんに、朝食にはご飯をやめてパンを食べなさいと言われました。どうしてご飯はだめなのですか
Q3 米は日本人の主食だということですが、結構高いし、太りやすいのであまり食べないようにしています。どうしてこの米が日本人の主食なのですか
Q4 「○○を食べるとやせる」とか、「××を飲むと健康に良い」とか言われる飲みもの、食べものがありますが、本当に食べたり飲んだりするだけで効くのですか
Q5 「バランス良く食べなさい」と言われます。ざるそばだけの昼食とか、お寿司の夕食などは健康に悪いのでしょうか。毎食多くの種類を食べないと病気になるのでしょうか
Q6 野菜を食べないと血液が酸性になるって本当ですか。子どもは野菜嫌いですが、無理にでも食べさせたほうがいいのでしょうか
Q7 健康食品やサプリメントがたくさん売られています。いろいろな効能をうたったものもありますが、信用してよいのでしょうか。身体のためには食べたほうがよいのですか
Q8 日本は「食料輸入大国」だということですが、どのくらい輸入していて、輸入食料にはどんな問題があるのですか
Q9 BSE騒ぎも一段落したようで、アメリカからの輸入牛肉が一部のスーパーや外食産業で売られています。もう安全になったのでしょうか
Q10 これから将来にわたって日本人の食料は、不足したりなくなったりする心配はないのでしょうか。外国からの食料が入ってこなくなっても、国内の生産、供給には心配ないのでしょうか
著者等紹介
滝澤昭義[タキザワアキヨシ]
1935年生まれ。山形県米沢市出身。北海道大学大学院農学研究科博士課程中退、農学博士。新潟短期大学教授、新潟産業大学教授、豪・クイーンズランド大学客員教授、明治大学農学部教授などを歴任、現在NPO法人食農研センター理事長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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