出版社内容情報
安全な食品や快適な生活環境を手に入れるための有機農業の取組事例を紹介し、生産者(作る人)と消費者(食べる人)とが協力して有機農業を育てる方向を探る。
1.社会的に軽視されてきた有機農業
近代化農業の影の部分
専門家の目線
一般生産者の目線
消費者の目線
2.生産技術だけではない、人の生き方としての有機農業
有機農業を社会的に公表した背景
近代化農法に対する国外国内の警鐘とそれに対する温度差
有機農業に対する生産者の世界観
3.認証されなければ有機農業ではないのか
4.有機稲作と有機畜産を結びつけた合鴨農法
合鴨農法を支える全国合鴨水稲会
従来の農業の枠組みを飛び越えた有機農業としての合鴨水稲同時作
合鴨農法がもつ有機畜産としての魅力
5.有機農業を支える生産者と消費者との共生
生産者編
消費者編
6.百の議論より一つの実践と継続を
目次
1 社会的に軽視されてきた有機農業
2 生産技術だけではない、人の生き方としての有機農業
3 認証されなければ有機農業ではないのか
4 有機稲作と有機畜産を結びつけた合鴨農法
5 有機農業を支える生産者と消費者との共生
6 百の議論より一つの実践と継続を
著者等紹介
岸田芳朗[キシダヨシロウ]
昭和53年岡山大学大学院修了、同岡山大学農学部付属農場に勤務。現在、岡山大学農学部助教授。全国合鴨水稲会事務局長。中国四国食農交流ネットワーク事務局長。平成12年度岡山市文化奨励賞を受賞
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